【インデックス投資家】考え方を身に着ける【真理】

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投資をやっていくうえで、「分散・長期・積み立て」の考えはもう必修科目なので、知らない人はいないとして、15年以上相場に居続けた経験をもとにインデックス投資における重要な考え方を紹介します。※投資は自己責任でお願いします。

他人との比較は邪魔

同年代の貯蓄額の中央値・平均値・分布の記事をみることがありますが、投資家さんであればほとんどの場合これらは思考の邪魔になります。
ほとんどの投資家さんは、同世代の資産額の中央値・平均値が低すぎて、自分の状況とはかなり乖離しているという状況のはずです。はっきり言って気が緩むだけです。知ったことであなたの資産が増える考えにつながることはありません。読むだけ時間の無駄。あなたはあなたの目標だけを見て邁進するのみです。

逆に、自分より資産額が多い人にあこがれすぎるのも邪魔な考えです。
有名投資家の資産に近づきたいために、すでに安全な方法で投資をすれば数年後に必要な額に到達できそうなところ、さらに高い目標に設定してしまい安全性の低い投資をしてしまう可能性が出てくるためです。大谷さんくらい追いつくのが無理そうな額なら目指そうとも思わないんですが、10~20%くらいであれば欲が出てしまうかもしれません。

「億」という数字も魅力的で、8500万円でいいところを綿密な計算なしに目標を1億で設定してしまうというのもあるでしょう。「億り人」とか「億の細道」とか言いたいですもんね。わかります。でもそれ、顔も知らないSNSの人に言うだけですよね?そのために無理な投資・数年の勤労が必要になります。よく考えた方がいいです。個人的にはこれは見栄だと思います。見栄にほとんど実用的価値はありません。

今日明日ではなく、10年後を想像する

日々の値動きに一喜一憂するのは避けるべきです。今日明日裕福になることを目指して投資をするのではなく、10年後に裕福になれるように投資をするべきです。日々の値動きは10年後(3650日後)の1日分でしかありません。ただの過程です。初心者さんは特にドキドキでしょう。長く株を持って、メンタルを鍛え上げてください。

暴落があった時、「40%資産が溶けた」「1週間以上毎日資産が減っていく」ということがあり得ます。メンタルをどんなに鍛えても堪えることでしょう。
この時に手放してしまう人(=退場した人)は負けです。退場だけは何としても避けなければなりません。

そんな時、私は「10年後までに年初来高値更新しないのはあり得ない。想像もできない」という考えで、メンタルにシールドを貼っています。そうすれば、あわてて売ってしまう確率はぐっと減ります。むしろ買いあさるかもしれません。(私はコロナショックの時嬉々として買ってました)

皆さんも想像してください。10年後にS&P500が1度も年初来高値を更新しないという状況があると思いますか?ほとんどの方は「いいえ」だと思います。「ある」と答えた方も「きっと確率は少ないだろうけど、この世に絶対はないからな」ということだと思います。このおまじないがあると、握力はかなり上がり退場せずにいられると思います。

最適・最善は無理

投資の才能がすごくある人は置いておいて、少なくとも私にそんな才能はありません。
最適解を出すことも難しいですし、最善手を選び続けることも無理です。(だから市場の平均点を出し続けられるインデックス投資をやっているんですが)

天井・底を見切ることは相当難しいです。どのセクターがこの1か月で一番パフォーマンスがいいか?なんていうのもわかりません。なので、投資の売買タイミングを天井・底を待ってやるというのは私にはできません。ただ、買えずに機会損失がでることは避けたいです。株はエントリーしていることが重要で、60点取れていればいいかというくらいでやっていると気が楽です。気楽に長く相場に居続けるようにしています。

ただ60点はマストで出したいので、そこに対しては私なりの良い策を日々考え、学ぶようにしています。

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