育児休暇をとるかどうか?どれくらいとるか?

育児休暇

育児休暇をとるかどうか、どれくらいとるべきか悩みますよね

結論から言うと、以下のパターンに当てはまる人以外は取るべきと私は考えています。
※私はシステムエンジニアという職種ですので、異なる場合は別の懸念あると思います。あくまでいち個人の意見です。

  • 仕事が気になりすぎてしまう人
  • 収入が遅れて入ったり、ほんの少しでも減ると生活が破綻してしまう人
  • 新人すぎてまだ半年働いていない人。
  • 能動的に行動できない人。指示待ち人間。

私の場合、育児休暇中の仕事の話は半年に一回上司と連絡を取り合う程度で、しかも詳細な業務内容には触れられません。体制がどうなっているかというレベルの話になり詳細はわかりませんでした。

収入については、育児休業給付金が入りますが、人事の仕事のでき具合でかなり左右され、私の場合最初の振り込みに4か月近くかかりました。

指示待ちの人は申し訳ないですが、ママさんの家事育児の邪魔になりかねません。家族でよく話し合うか、能動的に行動できるように改めてください。

ここからは育児休暇を取るべき理由を説明します。

育児休暇を取るべき理由1:授乳

最初の1か月は朝晩関係なく3時間おきに授乳の必要があります。最初の試練です。
ミルクを作ってそのまま寝てくれるパターンもあれば、そうではなくしばらく抱っこしてウロウロしなければならない時もあるでしょう。毎日1時4時と時間が決まっていればいいですが、毎日時間が変わり計画が立てられないのも結構キツイです。妻が完全母乳で育てると言い張るなら任せてもいいでしょうが、そうでない場合は分担してあげるべきです。男でも粉ミルクならあげれます。
でも、仕事をしていたら慢性的に寝不足なんてことは関係なしにパフォーマンスを出さなければなりませんよね。
育児休暇を取れば、明日の仕事のことを気にすることなく夜中起きれますし、昼に赤ちゃんが寝ているときに妻と交代で少し休めます。

最初の1か月とらないと無理そうですよね?

育児休暇をとるべき理由2:金銭面でそこまで痛くない

育児休業給付金は最初の半年間については、支給額の2/3の額が入ります。こちらの2/3の計算は手取りではなくいろいろ引かれる前の金額に対してですし、残業・交通費も含んだ金額に対して計算されることになります。(育児休暇前の半年の平均の2/3になります)
つまり30万支給(手取り23万)の人は、最初の半年間は20万円/月給付されることになります。
=この期間働く場合は、ざっくりいうと育児をしながら残業を同じだけしても3万円しか稼げないということなんです!
詳しくは別記事にしていますので、こちらを参考にしてください。

半年間はとらないと損しそうですよね?

育児休暇をとるべき理由3:赤ちゃんの成長

赤ちゃんの成長はかなり早いです。最初の1か月なんて、すぐ過ぎ去ります。そして、やれることがどんどん増えていきます。
(新生児期)寝たきり→寝返り→ずりばい→ハイハイ→つかまり立ち→(1歳ごろ)一人歩き
と動けるようになります。動ければ動けるようになるだけ、おむつ替えやお風呂が大変になっていきます。うつぶせ寝も直してあげる必要があります。

半年経過すると、離乳食が始まります。これがなかなか大変で授乳のようにはいきません。
献立を考え、作ります。月齢によって食べれるものも違えば、アレルギーチェックも兼ねていたりいろいろ考えることがあります。まとめて作って冷凍など工夫しても作るのにかなり時間がかかります。(週1~2で3~4時間台所に缶詰めです。)
しかも、苦労して作ったものを全然食べてくれません。。。時間もかかります。ベビーフードに少し頼ってみようとしても、独特のレトルト臭や味の濃さが合わない子もいるでしょう。

育児は生まれたばかりよりだんだん大変になっていきます。できれば、離乳食が始まった後の半年以降も育児休暇を取るのをおすすめします。

育児休暇をとるべき理由4:夫婦関係

「あなたは子供の面倒を何も見てくれなかった!」といい子供が巣立った後に、熟年離婚するケースを耳にします。仕事関係の人付き合いと家族のどちらを優先すべきかは一度考えた方がいいかもしれません。男性も育休が義務化するとかしないとか言っているこのご時世です。そんな時代に取らないのはママさんからするとイラ立ちもひとしおでしょう。

育児休暇をとるべき理由5:今後の育児休暇の普及

「みんなに迷惑かけちゃうから~」と言って育児休暇を取らなかったとしましょう。
しかし、今の日本は育児休暇普及の過渡期です!あなたがとらなかったのを関係なしに、後輩がバンバン育児休暇を取ってしまう!ということは十分あり得ます。そのときあなたはこう思うでしょう。

「取っときゃ良かった・・・」
それがすべてです。

まとめ

最後まで読んでくださりありがとうございます。

これを読んでいる人の多くはまだお子さんが生まれる前と思います。離乳食の大変さなど想像もしていないかもしれません。成長の早い赤ちゃんと奥さんのサポートのためにも育児休暇を長く取れるようにしてあげてください。

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